就業規則コンサルティング就業規則コンサルティングのご案内○ コンセプトは会社と従業員が共に安心して使いこなせる就業規則です。 ◆就業規則の役割とは? 私は就業規則には次のような役割があると思います。 ※社長にとっては・・・ 理想の人事を実現し、会社を労務リスクから守るための道具 従業員は法律で手厚く守られますが、社長を守ってくれる法律はありません。ということは、社長は自分で会社と自分の身を守らなければいけません。そのための道具が就業規則なのです。 社長がある程度自分の思い通りに従業員の労働条件や服務規律及び自社の人事政策を決定する方法は、就業規則だけなのです。 ※従業員にとっては・・・ 社長が自分を大切にしてくれているということを実感するための文書 残念ながら、従業員にとって、就業規則は所詮会社から押し付けられた労働条件でしかありません。しかし、働く上での約束事を文書であらかじめ書かれているのと、書かれていないのでは安心感が違います。 就業規則がない状態は、行き先の分からない旅行に行くのと似ています。行き先を告げられなかったら、旅行の準備はできませんね。夏の服を持っていけば良いのか、冬の服を持っていけば良いのかも分かりません。何よりも、そんなに怖い旅行には行きたくありません。 就業規則で会社の行き先や従業員の扱いを示してやれば、たとえそれが押し付けられたものであっても、従業員は安心できます。そのような安心感が社長への感謝の気持ちを芽生えさせると考えます。 ○ 「ひな形」就業規則の恐怖 ◆「ひな形」就業規則を使い続けて大丈夫ですか? いわゆる「ひな形」就業規則を本やネットからそのまま引用してしまうのは、非常に危険な行為です。なぜなら、それは、御社の特殊事情を全く知らない筆者が不特定多数の読者向けに作成したものだからです。例えば、ひな形就業規則には、御社にとって全く必要のない労働条件を定めた規定が大量に紛れ込んでいるのかもしれないのです。 にもかかわらず、私はコンサルティングの現場で次のような就業規則をよく見かけます。 1.本やネットからひな形を丸写しした就業規則 2.親会社のものを丸写しした就業規則 3.いろんな本から引用してきた規定をつなぎ合わせて作成した就業規則 このようなひな形就業規則を使い続けると、社長が与えたくもない休暇を要求される羽目になったり、必要以上の残業代を支払ったりする義務が発生したりするのです。 ○ どうやって就業規則を作っていくのか? ◆まずは就業規則診断を!! そこで、「ひな形」就業規則が大きなトラブルを引き起こす前に、就業規則診断を実施してみることをお勧めします。特に、次のいずれかに該当する場合は、要注意です。 ● 最近、労働条件をめぐってやたらと従業員とのトラブルが発生する ● だいぶ昔に作ったヤツだけど、とりあえず就業規則があるから心配ない ● 最近、急に従業員数が増えてきた ● 就業規則はあるが、従業員に周知していない ● 従業員数は10人未満だが、頻繁に従業員が問題を起こす ◆労務管理の実態を徹底調査 就業規則で定められている項目が、御社の労務管理の実態とかけ離れていては全く意味がありません。労務管理の実態と就業規則の規定内容に矛盾点がないか徹底調査しましょう。 ◆就業規則を作成する 就業規則診断及び労務管理の実態調査の結果を踏まえて、就業規則を作成します。ここでは、法令や判例に関する専門知識が必要になってきます。就業規則コンサルティングを専門とする社労士に作成を任せるメリットはいちいちこのような情報を収集する必要がないということです。 ◆上手に運用してはじめて就業規則の価値が高まります!! 就業規則は上手に使いこなして初めてその価値が高まります。就業規則を実施したあとの運用支援も行います。 ◆「ただあるだけ」の就業規則とおさらばしましょう!! 社長の机の中にしまいっぱなしの就業規則・・・。誰からも注目されず、眠り続ける就業規則・・・。可愛そうですね~。こんな扱いをされた就業規則は、いざと言うときに会社を守ってくれますか?絶対守ってくれませんよ。どうですか、この際、「ただあるだけ」の就業規則とおさらばしてみては・・・。 |